チーム柴山In唐桑

皆さんに喜んで頂きました

 久しぶりに気仙沼市の唐桑へひのきしんに行かせていただきました。
 参加者は男性7名、女性2名の計9名で、そのうち私と女性2名以外はみな建築関係の職人さんでしたので、作業内容は、津波に流された石碑の柵の修繕や元石材屋さんであったと思われる作業場の解体などプロでないと難しい作業のある現場でした。

 作業場の解体は、残されていた大量の石材等の片付けに時間を取られ、解体し終えることはできませんでしたが、石碑の柵のほうは“さすがは職人!”という素晴らしい仕上がりで、元の状態に近い形に修繕でき、地元の自治会長さんや通りがかりの近所の方々に喜んでいただきました。

 海に近い現場でしたので、近くの港で仕事をしていた漁師さんから茹でたてのめかぶや、取れたてのワカメをお土産としてたくさん頂きました。後日、さっそく教会の月次祭直会で美味しく頂戴しました。

 久しぶりに訪れた唐桑は、以前と比べがれきや倒壊した建物もなくなり、きれいになっていましたが、あくまでもそれは震災後の状況と比べた上の話であって、本来の唐桑の姿に復興するまでには、まだまだ長い道程が必要であると感じました。

一ようぼくとして

 また、5月19日〜20日に災害救援ひのきしん隊でつくば市の竜巻被害現場にも行かせていただきましたが、この節によって改めて東日本大震災での親神様の深い思召しを思い起こし、考えさせていただきました。

 唐桑はもちろん、それ以外の被災地でもまだまだ支援を必要としている人、場所が数多くあります。

 我々一人ひとりが、一よふぼくとして、一あらきとうりょうとして、それぞれの持ち場立場で何をさせてもらえるか、何をするべきかを今一度考え、をやの思いに少しでもお応えできるよう実行に移させていただくことが必要ではないかと思います。
     
                 by みっちゃん