家族でひのきしん in 唐桑

 8月5日から7日にかけて唐桑に行ってきました。嫁さんと子供にとっては全く初めての被災地でした。
 ひのきしんの内容は、まずセンター長と私とで瓦礫を仮置き場へ捨てに行き、その間、子供たちはひのきしんセンターの離れに一時避難されているご家族の子供たちと野山を駆け回って遊び、嫁さんはセンター内の掃除をしていました。

 次に依頼を受けた一人暮らしのおばあさんの家の周辺を嫁さんと私で除草させて頂きましたが、ひのきしんの最中はおはあさんが「私ひとりじゃ寂しいから」と子供たちを家に招いて面倒を見て下さいました。子供といることが、その方には癒しになったそうですが、こちらはお世話になりっぱなしだったので、喜んで頂いてかえって恐縮をしています。

 夕方には仮設住宅フリーマーケットをする予定でしたが、雲行きが怪しくなったので中止。集会場を使わせて頂けるよう、あらかじめ準備しておけば良かった、と反省しています。

センターは15名ほど宿泊可能です。受入れ態勢は十分とは云えないものの私たちはお客さんではありません。信仰者として与えられた環境で伏せ込ませて頂いたら、後々の話の台になると思います。ひのきしんは様々。お子様連れでも喜んでもらえる作業もありますし、子供たちに津波の恐ろしさを伝える機会にもなりますので、家族単位で行くのも良いと思いますよ。

 今後は地元のようぼくさんとの繋がりを密にしていき、被災された方々が生きがいを持って自立されるような支援の取り組みも考えなければならないようです。「百聞は一見に如かず」、まずは現地で体験して頂き、それを基に色々な知恵を出して下さい。
 センター長一人では地元の方の要望に応えきれません。センター長のサポートも宜しくお願いします。
㊟風呂あり。食事は自炊。調理器具、調味料あり。食材は現地で買ってね。
㊟シーツ、枕カバーはご持参下さい。
    
         by 有一