【唐桑ひのきしん】 狭山支部




午前9時より流木を薪にする作業と細かい流木とゴミの仕分け、細かい流木をチップにする作業を行いました。




午後からは「漁火パーク」でのひのきしん。遊歩道の整備をすすめると同時に、その整地した場所に午前中に作ったチップを敷き詰めました。
急な斜面の作業に、額に汗しながらも充実したひのきしんをさせて頂きました。
また、隊長は生まれて始めての重機運転にはまり、ユンボーを3時間みっちり(独占)と運転して大変喜んでいました(笑)


作業後は被災地・陸前高田の様子を見学させて頂き、その津波の影響で更地になった風景を見て、あまりの惨状に何も言えなくなりました。
しかし奇跡の一本松など、絶望の中にも希望を見出す東北の底力をひしと感じることができました。

その後今回の我々のテーマである「被災地に貢献する」ということから気仙沼市内で最近復興し営業を始めた銭湯「亀の湯」にて汗を流し、テレビでも紹介された酒店「すがとよ」にて夜の晩酌の酒類を購入しました。
そして宿はセンター長のお知り合い「盛屋水産」さんの経営するボランティアの為の宿「唐桑御殿つなかん」にて宿泊をさせて頂き心のこもったおもてなしを受けて一同大変喜ばせて頂きました。


翌日は2手に分かれて漁火パークの整地と気仙沼駅前路傍公演を行い、遠く離れた東北の地でも神様の御用も勤めさせて頂くことができました。
そして昼前に唐桑を後にして夜8時帰途につくことができました。

今回唐桑に行って感じたことは、表向きは復興しているようですがまだまだ手付かずの所もあって本当の復興までにはまだ時間がかかる、そしてまだ人々の心も完全には癒されていいないということでした。
震災から2年半が経ち徐々に忘れてきてしまっている私たち。
でもまだまだ復興への手助けは必要であると思い知らされた今回の唐桑行脚。
また再訪をすることを誓い今回のひのきしんの報告とさせて頂きます。